インターネットでビジネスを行う機会が増えるにつれ、今まで接点が無かった世界と繋がる機会が増えてきました。 異業種との接点を増やし、「守備範囲」を広げるため、異業種交流会などに出席される方が多いのも納得です。
(株)オーキッドでは異業種同士が繋がる事により生まれる新しいシナジーがビジネスの大きな原動力になると考え、多くの他業種の方々とのお話しを通じ、新しい情報を仕入れ常に「新しい」マーケットの開拓に注力しています。
様々な企業、ショップオーナー、飲食店の方々の今後のホームページでのプロモーションのヒントになる様、埼玉県内外で今後展開可能なマーケティング事例を定期的にシリーズでご提案していきます。
現在日本全国の自転車保有台数は推定8,600万台と言われています。 これは全日本の人口一人あたり0.68台の自転車を保有していることになります。 また埼玉県に目を向ければ埼玉県の自転車保有は推定543万台で、埼玉県人口715万から推定すると一人あたり0.76台の保有となり、全国平均に比較して、高い事が分かります。
自転車が売れていると言っても、自転車購入の目的は今も昔も「移動手段」としての購入目的が大半を占めています。(一財)自転車産業振興協会の平成25年度調査によるとスポーツ車の販売構成比率は9.9%で、一般車(ママチャリ)60.9%にはとても及びませんが、この10年間でスポーツ車の比率は平成12年の1.5%から大きく伸び今の自転車ブームをけん引している事が分かります。

サイクルツーリズムで成功している事例として瀬戸内海横断自転車道を自転車で走る事をPRしているしまなみ海道のサイクルツーリズムではないでしょうか? このプロジェクトは「海の上を走る」と言う点を最大の訴求ポイントにしています。 それでは埼玉県でのサイクルツーリズム、サイクリング・プロモーションは何をポイントにするべきかを考えて見ました。
自転車ブームと言われる近年、郊外を自転車で走り、個人、グループまたは家族でプチ・ロングライドを楽しむロードレーサーが増えています。 ロートバイクで目的地を決める時に大きな要素となるのが、脚力に合わせた目的地への距離、走り易い道、観光要素、また昼休みの食事場所です。
<おいしい物をめざして、寄り道をしてみたい!>と考えるロードレーサーが多い半面、埼玉県内を走るサイクリスト向けに地域活性化につながる県内のショップ・施設・お店のPRが十分に出来ていないのが実情ではないでしょうか?
サイクリング層に向けたPRで必要なポイントをまとめてみました。
防犯上(一台20万円以上するスポーツ車が多い中)ホイールの盗難、自転車本体の盗難を避けるため、自転車本体とホィールを同時に固定出来る駐車用ラックの有無は大事です。
スポーツバイク・オーナーの大半は自転車から目を離さない距離で食事をしたい傾向があり、窓から駐輪場が見えると安心して食事が出来るはずです。
暗くなってからは走行困難なサイクリングロードですので、常に帰り道と時間が気になります。 寄り道はしたいが、大規模自転車道から遠く、時間ロスのリスクは極力避けたいと考えます。
通常簡単な修理セット・空気入れは携帯していますが、近場のサイクリングで油断してすべて持ち合わせていない場合があります。
体調不良や走行スピードが計画より遅れた場合夜間走行を避け、帰路は電車に変更したい場合に対応。 (安い輪行バッグがあれば自転車を解体して電車に乗って帰れます) 修理セットと違い、輪行バッグはかさ張るため、携帯していないケースがほとんどです。
夏の走行で汗を洗い流してから電車に乗りたいところです。 帰路は食事をしてスーパー銭湯に入りゆっくり入り輪行による帰り道を最初から計画すればより遠くへ足を延ばせます。 「夜までに帰らないといけない」と言うプレッシャーも無くなり、初心者にはやさしいサイクリングが可能となります。
ここがPRする側として守備範囲を広げることが要求されます。 サイクリング関連のPRをする上で一番の問題点は「サイクリングロードの存在が分からない」ことではないでしょうか?
サイクリングロードは埼玉県内で充実しているにも関わらず、サイクリングをしない方には近くに有りながら全く存在さえ知らないというのが普通ではないでしょうか? 車や徒歩では通らない河川敷や用水路の横にあり、標識も少ないの場所の見当がつかないのも当たり前です。
車の干渉が少なく、時速40kmで高速走行できる大規模自転車道はサイクリングをする人にとってはまさに「宝の様な」東名高速と同等の幹線道路であり、走行ルートを決める大きな要素になります。
埼玉県近隣を通る自転車道は大きく分けて6つの大規模自転車道、その他の埼玉県を縦断する用水路沿いのサイクリングロードがあります。
県内を縦断している自転車道ですが、隣接する市町村は下記の通りです。 お店、施設をPRする時に電車、車でのアクセスに加え、大規模自転車道からのアクセスを加えると新しいマーケットを開拓する可能性が拡がります。
ルートと位置はこちらの地図でご確認ください。
埼玉県内及び近隣のサイクリングロードの場所とお店の位置を把握することで、サイクリングロードからの道案内をホームページ、及びfacebookなどでPRできる様になります。
今後増えることが予想されるサイクルツーリズムを埼玉県内の各地域活性化に活用し、また「食事とお手洗いはコンビニで」とある程度妥協をしがちなサイクリストの利便性をサイクリング+アルファの付加価値で高める事ができるかもしれません。