訪日外国人旅行者数が回復基調にある中、地方の観光施設にとって英語ホームページ制作は、もはや「あれば良い」ものではなく「なければ機会損失につながる」重要な集客ツールとなっています。

しかし、単に日本語サイトを英訳しただけでは、外国人旅行者の心には響きません。温泉旅館、博物館、体験施設、寺社仏閣など、施設のタイプによって英語で伝えるべき情報や表現方法は大きく異なります。

この記事では、観光施設の経営者や観光協会の担当者に向けて、施設タイプごとの英語ホームページ制作のポイントを具体的に解説します。実際の英語web制作の現場で培った実践的なノウハウをお伝えしますので、ぜひ自施設の英語サイト制作にお役立てください。

観光施設の英語ホームページが重要な3つの理由ここに見出しテキストを追加

理由1:予約前の情報収集で英語サイトが意思決定を左右する

外国人旅行者の多くは、訪日前にインターネットで詳細な情報収集を行います。特に欧米圏の個人旅行者は、TripAdvisorやGoogleマップで施設を見つけた後、必ず公式サイトで詳しい情報を確認する傾向があります。

ここで重要なのが、なぜ受け皿として英語サイトが必要なのかという点です。

TripAdvisorとGoogleにおける英語の圧倒的な優位性

TripAdvisorの統計によると、同プラットフォーム上のレビューの約60〜70%が英語で書かれています。中国語、韓国語、日本語を含むアジア言語は全体の15〜20%程度に過ぎません。つまり、TripAdvisorで施設を見つけた旅行者の大半は、英語で情報を探している層なのです。

Google検索においても、英語は検索言語として世界で最も使用されており、全検索の約25〜30%を占めています。中国語は約2〜3%、その他の言語はさらに少なくなります。

さらに重要なのは、英語は非ネイティブスピーカーも含めた共通言語という点です。北欧、オランダ、ドイツなどヨーロッパの多くの国では、旅行時の情報検索に英語を使用します。東南アジアの富裕層も、英語で日本の観光情報を探します。

つまり、英語サイト1つで、アメリカ、イギリス、オーストラリアといった英語圏だけでなく、ヨーロッパ、東南アジア、中東など、世界中の英語話者にリーチできるのです。一方、中国語サイトは中華圏、韓国語サイトは韓国に限定されてしまいます。

この時、英語ページがない、または情報が不十分だと、旅行者は「ここは外国人を受け入れていないのかもしれない」と判断し、他の施設を選んでしまいます。英語ホームページ制作は、こうした機会損失を防ぐ最初の一歩なのです。

理由2:OTAへの依存度を下げ、直接予約を増やせる

Booking.comやAgodaなどのOTA(オンライン旅行代理店)は便利ですが、手数料は15〜20%と決して安くありません。充実した英語サイトがあれば、OTAで施設を知った旅行者が公式サイトに流れてきて直接予約する流れを作ることができます。

特に宿泊施設の英語ページでは、公式サイト限定プランや特典を明確に打ち出すことで、直接予約のメリットを効果的に訴求できます。

理由3:市場の多様化に対応できる

近年、訪日外国人市場は中国・韓国中心から、欧米、東南アジア、中東など多様な国籍へと広がっています。英語は共通言語として、最も幅広い国籍の旅行者にリーチできる言語です。

英語ウェブサイト制作に投資することは、単一市場への依存リスクを減らし、安定的なインバウンド集客につながります。

なぜ今、英語サイトなのか:データで見る戦略的重要性

英語ホームページ制作が単なる多言語対応の一つではなく、観光施設の経営戦略として重要である理由を、具体的なデータとともに解説します。

英語圏インバウンド客の消費額は圧倒的に高い

観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によると、国籍・地域別の一人当たり旅行支出には大きな差があります。

一人当たり旅行支出(2023年データ):

  • オーストラリア:約30万円
  • イギリス:約28万円
  • アメリカ:約26万円
  • フランス:約25万円
  • 中国:約20万円
  • 韓国:約12万円
  • 台湾:約15万円

英語圏の旅行者は、アジア圏と比較して1.5〜2.5倍の消費額を持っています。これは宿泊日数が長いこと、質の高い体験にお金を惜しまないこと、地方にも積極的に足を運ぶことなどが理由です。

つまり、英語サイトを通じて欧米圏の個人旅行者を10組獲得することは、売上面では団体客を20〜30組獲得することに匹敵する可能性があるのです。

ターゲット顧客の質的な絞り込みが可能になる

英語ホームページ制作に投資することは、実は顧客の質的な絞り込みにつながります。

英語で情報を能動的に探す旅行者は、以下の特徴を持っています:

  1. 個人旅行者(FIT)が中心:自分で情報収集し、予約する主体的な旅行者
  2. 文化的な体験を重視:単なる観光地巡りではなく、本物の体験を求めている
  3. 情報リテラシーが高い:事前にしっかり調べ、レビューも参考にする慎重な意思決定者
  4. 予算に余裕がある:質の高いサービスには適正な対価を支払う意識がある

つまり、英語サイトを充実させることで、「価格だけで判断する大量の顧客」ではなく、「施設の価値を理解し、適切な対価を支払ってくれる優良顧客」を引き寄せることができるのです。

これは特に、地方の高品質な観光施設にとって大きなメリットです。薄利多売のモデルではなく、少数の顧客に質の高いサービスを提供するビジネスモデルと親和性が高いのです。

一条龍モデルからの脱却:地域経済への真の貢献

観光業界では「一条龍(いちじょうりゅう)」という言葉があります。これは中国人団体旅行客向けに、旅行会社が交通、宿泊、食事、買い物まですべてを自社系列で囲い込むビジネスモデルを指します。

一条龍モデルの問題点

一条龍モデルでは、旅行客が大量に訪れても、そのお金は現地に落ちません:

  • 宿泊は提携する特定のホテルのみ
  • 食事は団体客向けの大型レストランのみ
  • 買い物は免税店や特定の土産物店のみ
  • 地域の小規模事業者には利益が還元されない
  • 旅行会社への手数料が高額(30〜40%も)

実際、中国人団体客が年間数千人訪れても、地域の飲食店や小売店はその恩恵をほとんど受けられないというケースが各地で報告されています。

英語サイトによる個人旅行者の獲得がもたらす変化

一方、英語サイトを通じて獲得できる欧米圏の個人旅行者(FIT)は、地域経済に直接貢献します:

  • 地元の飲食店で食事をする
  • 商店街の小さな店で買い物をする
  • 公共交通機関やタクシーを利用する
  • 複数の宿泊施設を利用する
  • 体験型のアクティビティに参加する
  • 地域内で幅広くお金を使う

観光庁の調査でも、個人旅行者の支出は団体旅行客よりも多様な業種に分散し、地域経済への波及効果が大きいことが示されています。

さらに、英語サイトからの直接予約は、旅行会社への高額な手数料支払いが不要です。OTAの手数料15〜20%は発生しても、一条龍モデルの30〜40%と比べれば大幅に低コストです。

持続可能な観光への転換

英語ホームページ制作を通じた個人旅行者の誘致は、量から質への転換を意味します:

  • 特定市場への過度な依存から脱却
  • 地域全体が潤う観光モデルの構築
  • 施設の独自性や地域文化を評価する顧客層の獲得
  • 長期的に安定した収益構造の確立

これは単なる集客手法の変更ではなく、持続可能な観光への戦略的転換なのです。

施設タイプ別:英語サイトで伝えるべき情報の違い

観光施設の英語ホームページ制作では、施設タイプによって優先すべき情報が異なります。ここでは主要な4つの施設タイプごとに、重点的に伝えるべき情報を整理します。

温泉旅館・ホテル:体験の具体性と予約のしやすさ

宿泊施設では、部屋の詳細、料金プラン、予約方法、そして温泉の特徴を明確に伝えることが最優先です。特に「温泉」という日本独自の文化を英語でどう説明するかが重要になります。

博物館・美術館:展示内容の魅力と実用情報

文化施設では、現在の展示内容、コレクションの見どころ、開館時間、料金に加えて、展示の文脈や歴史的背景を英語で丁寧に説明する必要があります。

体験施設・アクティビティ:参加条件と予約プロセス

陶芸、着物体験、農業体験などでは、体験内容の詳細、所要時間、料金、参加条件(年齢制限、人数制限など)、そして予約方法を明確にすることが成約率を高めます。

寺社仏閣・歴史的建造物:文化的背景と参拝マナー

宗教施設や文化財では、建物の歴史的価値や宗教的意義を英語で分かりやすく伝えるとともに、参拝のマナーや撮影可否などの実用情報も欠かせません。

温泉旅館・ホテルの英語サイト制作ポイント

温泉旅館の英語ウェブ制作では、日本人にとっては当たり前の「温泉文化」を、初めて体験する外国人にも分かりやすく伝える工夫が必要です。

温泉の英語表現と説明の仕方

「温泉」は単に “hot spring” と訳すだけでは不十分です。泉質の違い(硫黄泉、炭酸泉など)や効能を英語で説明する際には、専門用語を使いすぎず、体験としてのメリットを伝えることが大切です。

効果的な表現例:

  • “Natural hot spring water rich in minerals”(ミネラル豊富な天然温泉)
  • “Indoor and outdoor baths with mountain views”(山の景色を望む内湯と露天風呂)
  • “Private family baths available”(貸切風呂あり)

入浴マナーの図解付き説明

外国人旅行者の多くは、日本の入浴マナーを知りません。「体を洗ってから湯船に入る」「タオルを湯船に入れない」といった基本的なルールを、イラストや写真付きで優しく説明しましょう。

説教臭くならないよう、”Bathing Etiquette”(入浴エチケット)として、「快適な温泉体験のために」というトーンで伝えることがポイントです。

部屋タイプと料金の明確な提示

旅館の英語ホームページ制作で最も重要なのが、料金体系の透明性です。「1泊2食付き」を “with breakfast and dinner” と明記し、追加料金が発生する場合はその旨を事前に伝えます。

部屋の広さは平米数だけでなく、”sleeps 2-4 people”(2〜4名宿泊可能)のように、宿泊可能人数も併記すると親切です。

タトゥーポリシーの明示

多くの外国人旅行者がタトゥーを入れています。受け入れ可否を英語サイトで明確にすることで、予約後のトラブルを防げます。

  • タトゥーOKの場合:”Guests with tattoos are welcome”
  • 制限がある場合:”Small tattoos are acceptable. For large tattoos, please use private baths”

アクセス情報の充実

最寄り駅からの交通手段を具体的に記載します。特に地方の旅館では送迎サービスの有無、予約方法、料金を英語で明記することが重要です。

Google Mapsの埋め込みに加えて、主要駅からの所要時間も数字で示すと、旅行計画が立てやすくなります。

博物館・美術館が押さえるべき展示情報の英語表現

文化施設の英語web制作では、展示内容の魅力を伝えることと、訪問に必要な実用情報を提供することの両方が求められます。

常設展と企画展の区別を明確に

英語サイトでは “Permanent Collection”(常設展)と “Special Exhibitions”(企画展)を明確に分けて表示します。企画展については、会期(Exhibition Period)を日付で明示することが重要です。

展示の背景と文脈を英語で説明する

単に作品名を英訳するだけでなく、なぜその作品が重要なのか、歴史的背景は何かを簡潔に説明しましょう。

例えば、地方の歴史博物館なら、地域の産業や文化の変遷を時代背景とともに英語で説明することで、展示への興味を高められます。

多言語音声ガイドやパンフレットの案内

館内で利用できる英語の音声ガイドアプリや、英語パンフレットの有無を明記します。これらのサービスがあることが分かれば、英語に不安のある旅行者も安心して訪問できます。

写真撮影ポリシーの明示

“Photography Policy” として、撮影可能エリアと禁止エリアを明確に示します。SNSでのシェアを促進したい場合は、”Feel free to share your photos on social media”(SNSでの写真シェア歓迎)と記載すると効果的です。

所要時間の目安を提示

“Allow 1-2 hours for your visit”(見学所要時間1〜2時間)のように、訪問にかかる時間の目安を示すことで、旅行者は他の予定との調整がしやすくなります。

チケット予約システムの英語対応

オンラインチケット購入ページが英語対応していることは、外国人旅行者にとって大きな安心材料です。予約手順を簡潔にし、確認メールも英語で送信できる体制を整えましょう。

体験施設・アクティビティの予約システム連携

体験型観光施設の英語ホームページ制作では、「体験の魅力」と「予約のしやすさ」の両方を実現することが成功の鍵です。

体験内容の具体的な説明

陶芸体験なら “Create your own ceramic bowl or cup”(自分だけの茶碗やカップを作る)のように、参加者が何を作れるのか、何を持ち帰れるのかを具体的に記載します。

所要時間、難易度、年齢制限なども明記し、”Suitable for beginners”(初心者向け)、”Families with children welcome”(子連れ歓迎)といった情報も加えましょう。

料金体系の透明性

体験料金には何が含まれているのか(材料費、指導料、完成品の配送料など)を英語で明確に説明します。追加オプションがある場合も、その内容と料金を分かりやすく提示することが重要です。

オンライン予約システムの導入

英語対応のオンライン予約システムを導入することで、予約率は大幅に向上します。メールや電話での英語対応が難しい施設でも、予約フォームが英語化されていれば、外国人旅行者は自力で予約を完了できます。

おすすめのシステム:

  • Coubic(クービック):日本語と英語の両方に対応した予約システム
  • RESERVA(レゼルバ):多言語対応が可能で、体験型施設に適している
  • Airbnb Experiences:体験を世界中の旅行者に紹介できるプラットフォーム

キャンセルポリシーの明記

“Cancellation Policy” として、キャンセル料が発生する条件を明確に記載します。悪天候時の対応(雨天決行か中止か)も事前に伝えることで、トラブルを防げます。

持ち物リストと服装の案内

“What to Bring” のセクションで、参加者が持参すべきものをリスト化します。服装についても、”Please wear comfortable clothes that can get dirty”(汚れても良い動きやすい服装で)のような具体的な案内があると親切です。

アクセス情報と集合場所

体験施設の場所が分かりにくい場合は、ランドマークからの道順を写真付きで説明しましょう。集合時刻と場所を明確にし、遅刻した場合の連絡先も記載します。

寺社仏閣・歴史的建造物の文化的背景の伝え方

宗教施設や文化財の英語ウェブサイト制作では、建築物の美しさだけでなく、その歴史的・文化的価値を英語で分かりやすく伝えることが重要です。

建立の歴史と背景を物語として伝える

「創建〇〇年」という事実だけでなく、なぜその場所に建てられたのか、どのような歴史的出来事と関わっているのかを、ストーリーとして英語で説明しましょう。

例:「This temple was founded in 860 by a Buddhist monk who trained in the mountains. It has been a center of spiritual practice for over 1,100 years.」(このお寺は860年に山で修行した僧侶によって創建されました。1,100年以上にわたり、精神修養の中心地となっています)

建築様式と美術的価値の解説

国宝や重要文化財に指定されている場合は、その理由を英語で説明します。建築様式(”architectural style”)や、彫刻・絵画などの美術的特徴を、専門用語を避けて分かりやすく伝えます。

参拝・見学のマナーをポジティブに伝える

禁止事項を並べるのではなく、「より良い体験のために」というトーンで、マナーを英語で案内します。

効果的な表現例:

  • “Please remove your shoes before entering the main hall”(本堂に入る前に靴を脱いでください)
  • “Photography is welcome in the gardens, but please refrain from using flash inside buildings”(庭園での写真撮影は歓迎しますが、建物内ではフラッシュ撮影をご遠慮ください)
  • “Visitors are welcome to observe prayers, but please maintain silence”(お祈りの見学は可能ですが、静粛にお願いします)

宗教的意義の説明

神道や仏教の基本的な概念を、信仰を押し付けることなく、文化として紹介します。例えば、手水舎(ちょうずや)の使い方を “purification ritual”(浄めの儀式)として説明し、その意味を伝えます。

季節ごとの見どころ

桜、紅葉、雪景色など、四季折々の美しさを写真とともに英語で紹介します。特定の時期に行われる祭事や特別公開の情報も、日程とともに掲載しましょう。

御朱印文化の紹介

外国人旅行者の間でも人気が高まっている御朱印について、”temple/shrine stamp”として説明し、受付場所と料金を明記します。御朱印帳の販売がある場合もその旨を記載すると良いでしょう。

観光施設の英語サイトに必須の7つのコンテンツ

施設タイプを問わず、すべての観光施設の英語ホームページ制作で押さえるべき基本コンテンツを7つ紹介します。

1. 明確なアクセス情報

必須項目:

  • 住所(郵便番号含む)
  • 最寄り駅・バス停からの距離と所要時間
  • 送迎サービスの有無
  • 駐車場情報(台数、料金)
  • Google Mapsの埋め込み

主要都市からの交通手段も記載すると親切です。例:「2 hours from Tokyo by Shinkansen and local train」(東京から新幹線と在来線で2時間)

2. 営業時間と定休日

曜日ごとの営業時間を明記し、祝日や季節による変動がある場合はその旨も説明します。年末年始の休業期間も忘れずに記載しましょう。

注意点:

  • ラストオーダーや最終入場時刻も明記
  • 臨時休業の可能性がある場合はその旨を記載

3. 料金表

入場料、体験料、宿泊料など、すべての料金を日本円で表示します。割引制度(シニア、学生、団体など)がある場合も英語で説明しましょう。

消費税込みの料金であることを “tax included” と明記すると、外国人旅行者の混乱を防げます。

4. 予約・問い合わせ方法

提供すべき選択肢:

  • オンライン予約フォーム(英語対応)
  • メールアドレス(英語対応可能と明記)
  • 電話番号(英語対応時間を記載)

予約が必須か任意かを明確にし、当日予約の可否も伝えましょう。

5. 施設内の設備・サービス情報

外国人旅行者が気にする設備を英語で案内します。

記載すべき情報:

  • Wi-Fi(無料か有料か)
  • トイレ(洋式・和式の別、バリアフリー対応)
  • ロッカー・荷物預かり
  • レストラン・カフェ
  • 喫煙所の有無
  • バリアフリー対応(車椅子、エレベーター)
  • ベビーケア施設(授乳室、おむつ交換台)

6. 多言語対応サービスの案内

英語以外の言語で提供されているサービスがあれば、それも明記します。

  • パンフレット(利用可能言語)
  • 音声ガイド・アプリ
  • 通訳サービス
  • 外国語対応スタッフの有無

7. TripAdvisorやSNSへのリンク

TripAdvisorのページへのリンクを設置し、実際の訪問者のレビューを参照できるようにします。Instagram、FacebookなどのSNSアカウントも連携させ、最新情報を発信しましょう。

良いレビューが多い場合は、トップページに”Rated 4.5/5 on TripAdvisor”のようにバッジを表示することで、信頼性を高められます。

施設の個性を活かした英語ホームページ制作を

観光施設の英語ホームページ制作は、単なる翻訳作業ではありません。施設のタイプに応じて、外国人旅行者が本当に知りたい情報を、分かりやすく、魅力的に伝えることが重要です。

そして何より、英語サイトへの投資は、量から質への戦略転換を意味します。一条龍モデルのような大量集客・薄利多売ではなく、施設の価値を理解し、適正な対価を支払ってくれる優良顧客を引き寄せる。そして、その顧客が地域全体にお金を落とし、持続可能な観光経済を作り上げる。これこそが、英語ホームページ制作の真の目的なのです。

温泉旅館なら温泉文化の丁寧な説明、博物館なら展示の文脈、体験施設なら予約のしやすさ、寺社仏閣なら文化的背景——それぞれの施設が持つ独自の価値を、英語で効果的に発信しましょう。

英語ウェブ制作を通じて、あなたの施設の魅力が世界中の旅行者に届き、実際の来訪につながることを願っています。まずは7つの必須コンテンツから整備を始め、施設タイプ別のポイントを押さえながら、段階的に英語サイトを充実させていくことをおすすめします。

インバウンド集客の成功は、外国人旅行者の視点に立った、分かりやすく魅力的な英語ホームページから始まります。

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